Friday, November 9, 2007

福岡市の英会話教室 NOVA2教室“継承” 福岡市と久留米市 授業料など減免

 会社更生法の適用を申請した英会話学校NOVA(統括本部・大阪市)の破たん問題で、子ども向け英会話教室を全国展開するセイハネットワーク(本社・福岡市)は9日、9月末で閉鎖したNOVAの福岡市と久留米市の2教室に通っていた小学生以下の受講生を、入会金免除などの優遇措置を講じて受け入れると発表した。福岡県内で、NOVA受講生の支援が具体化するのは初めて。

 セイハ社によると、対象は福岡市東区の「NOVA KIDS三笘校」と久留米市の「同サンリブ久留米校」に通っていた小学生以下の受講生計数十人。空き店舗となっていた教室にそのまま入居し、来年1月にも授業を再開する。入会金は免除し、NOVAで前払いしていた受講生は受講料の割引も行う。

 九州を中心に、ほかの閉鎖教室も引き継ぐ予定で、外国人講師の雇用も検討するという。セイハ社の武末幹郎総務部長は「できる限り救済していきたい」と話している。

 セイハ社は1985年から全国37都道府県で子供向けの英会話教室を展開。資本金2000万円、従業員約280人。

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